新バージョン:XRY 10.6、XAMN 7.6、XEC 7.6
業界をリードする UNISOC BFU のサポート、再利用できないファイルの除外の簡略化など、モバイルフォレンジック専門家にとって喜ばしい機能がさらに充実しました
XRY、XAMN、XECの最新バージョンのリリースをお知らせいたします。
これらの高性能な MSAB 製品の最新バージョンは、フォレンジック調査官やデジタル調査官などのユーザーがモバイルデータを迅速かつ容易に取得、分析できるようサポートするという弊社のミッションに向かって、大きな前進となります。
XRY、XAMN、XEC の最新バージョンの大きな特長をご紹介します。
今回のリリースの特長:
改良、刷新:XRY、XAMN、XEC の新しい外観をご覧ください
新リリースでは、3 つの全製品に共通する優れたアップグレードとして、その印象的な新しい外観が挙げられます。どの製品もビジュアル面で全面的に見直しが行われ、色は鮮明になり、アイコンのデザインも一新されました。
ソフトウェアはかつてないほど視認性に優れ、直感的な操作性を備えており、調査官やユーザーは各段階において、シームレスなワークフローを実現できます。
XRY によるデータの抽出、XAMN による詳細な分析、XEC の包括的な機能の活用など、デザインが一新されて見やすくなったインターフェイスは、調査プロセスの生産性と効率を高める基盤となります。
XRY 10.6:データ抽出・復号機能がさらに一歩前進
XRY 10.6 では、データ抽出・復号機能の対応モバイル端末数がさらに増え、対応端末数は 44,700 以上、対応アプリバージョン数は 4,400 以上になりました。
- 世界をリードする BFU UNISOC のサポートで強力な調査を実現
最新リリースは、XRY の前バージョンで導入した、モバイルフォレンジック業界にとって画期的な先進技術を基盤としています。今回、XRY 10.6では、XRY Pro の機能を拡張しました。さらに多くの UNISOC ベースのデバイスに対応することにより、さらに広範囲の UNISOC チップセットを、これまでにないスピードでダンプ、ブルートフォース、復号できるようになります。
UNISOC (旧 Spreadtrum) は、急成長中の半導体企業です。同社のチップセットは、ノキア、realme、ZTE、モトローラ、さらに最近ではサムスンなど、さまざまなメーカーの格安スマートフォンに搭載されています。XRY Pro の UNISOC チップセットのサポートが強化されたことは、より効果的かつ包括的なデジタル調査に向けて大きく前進したことを意味しており、データ抽出機能がまったく新しいレベルへと昇華しています。
今回の新リリースを通じて、この高性能な機能を皆様にお届けできることを大変誇りに思います。高度なアクセスを実現することで、犯罪をさらに効率的かつスピーディに解決することが可能となります。
- XRY Pro 分散型ブルートフォース機能
新リリースでは、ブルートフォース機能を強化しています。
今後ブルートフォースのためにホストコンピュータの力にだけ頼る必要はなく、ネットワーク上で使用されていないコンピュータを利用することで、デバイスへのブルートフォースをより迅速かつ効率的に実行できる可能性を高めることができます。
- Android 向けの Dumpsys 情報を追加
調査官がシステムサービスのステータスに関する役立つ情報を収集できるよう、XRY 10.6 では Android 向けの Dumpsys 情報が追加されています。Dumpsys を解析することで、複雑な事件への対応力も大いに向上しました。ADB dumpsys コマンドを早い段階で実行し、Logcat と同じ方法でデータを保存します。
- WhatsApp で削除されたメッセージの処理機能が向上
XRY の最新バージョンである XRY 10.6 では、WhatsApp で削除されたメッセージの処理機能も強化されました。
MSAB は、デジタル調査において WhatsApp でのやり取りが果たす役割の重要性を認識し、広く普及しているこのメッセージングプラットフォーム内で削除されたメッセージに関する情報を簡単に収集できるようにしました。メッセージが削除されたかどうか、そうであるとすれば、いつ、誰によって削除されたかを確認できます。
- 対応アプリを追加:
iOS と Android の対応アプリを追加しました。iOSでは、Apple Wallet と Proton Mail に対応しています。
- AT&T と ベライゾンへの Warrant Return サポートを追加
フォレンジック調査官の進化するニーズに応え、XRY 10.6 では、Warrant Return のサポートを拡張しました。現在、AT&Tの財務情報、アカウント、ネットワーク情報、連絡先情報へのサポートを追加するなど、拡張された AT&T Warrant Return を提供しています。さらに、ベライゾンの財務情報、アカウント、連絡先情報へのサポートも追加しました。
XAMN 7.6:フォレンジックデータ分析プロセスの強化
新バージョン XAMN 7.6 のリリースをお知らせいたします。調査のスピードアップやプロセスの簡素化を図るため、大幅な機能アップデートを行いました。
XAMN の主な改善点 は、下記のとおりです。
- システムファイルとアプリケーションファイルの除外の簡略化
MSAB のミッションの中核にあるのは、お客様の調査効率を最大化したいという一貫した思いです。XAMN 7.6 の導入により、その目標達成に向けてさらに前進しました。
今回、システムファイルとアプリケーションファイルの除外を選択できるようになりました。これらのファイルは、ユーザーによって生成されるものではないため、ユーザーデータは含まれません。これらのアーティファクトを結果から除外することで、関連データの検索速度と効率が向上します。
- ギャラリービューとビデオ視聴の改良
XAMN 7.6 では、ギャラリービューとビデオ視聴に関する機能が強化されています。
新たな改良により、調査官はより高性能で使いやすいプラットフォームで、画像やビデオから貴重な手がかりを調査、抽出することが可能になりました。ギャラリービューに新しいページモードが導入されたことにより、マウスやキーボードを使って写真やビデオのページを素早く移動できるようになりました。より直感的で、目への負担も少なく、特に大量のメディアファイルを確認する際には劇的な変化をもたらします。さらに、マウスをファイル上に置いてプレビューすることにより、ビデオファイルのコンテンツの概要を簡単に見ることができます。
- Relativity の統合
XAMN 7.6 を利用して、「アーティファクトをエクスポートして、Relativity にインポートする」を選択できるようになりました。これは、抽出したデータを RelativityOne にインポートしてさらに分析を行う場合に重要です。
XEC Director 7.6:モバイルフォレンジック管理の最新化
XEC Director は、より生産的な調査の管理を実現するための頼りになる存在です。MSAB が製品に対してアップデートを行ったのは、将来を見据えてのことであり、ツールの開発が長期にわたり成功となるよう、現在はプラットフォームを最新化し、それを強化しています。
- 基本インフラの最新化
常に一歩先を見据えています。今後も健全で効果的なプラットフォームをご利用していただけるよう、XEC の基本インフラを最新のものにしました。
- クライアントの動作をより効率的に管理
新リリースでは、いくつかの改良を加えたことにより、XEC 管理者がクライアントの動作をより効率的に管理できるようになりました。
Kiosk、Tablet、Express:現場のパフォーマンスを最大化
現場の職員に最先端ツールを装備させることにより、調査を迅速に進め、より生産的な成果を挙げることができます。そのため、今回のリリースでは、現場でのソリューションにも次のような改良が加えられています。
- WhatsApp で削除されたメッセージの処理機能が向上
KTE の最新バージョンで強化された特筆すべき点は、WhatsApp で削除されたメッセージの処理機能が向上したことです。
今回、広く普及しているこのメッセージングプラットフォーム内で削除されたメッセージに関する情報を収集することが容易になりました。メッセージが削除されたかどうか、そうであるとすれば、いつ、誰によって削除されたかを確認できます。
- 対応アプリを追加:
iOS と Android の対応アプリを追加しました。iOSでは、Apple Wallet と Proton Mail に対応しています
アップデートされた製品の全機能や、対応デバイス・アプリに関する詳細な説明、XRY、XAMN、XEC の詳細な改善点の説明については、MSAB カスタマーポータルから、最新の製品リリースとリリースノートをダウンロードすることをおすすめします。