新発売:XRY 10.8、XAMN 7.8、XEC 7.8
デジタル フォレンジック ツールキットを強化する新機能やアップグレードをご覧ください
新たな境地を開拓:XRY、XAMN、XEC の最新バージョンリリースの紹介
MSAB の最新製品リリースでは、モバイルデータ抽出機能を向上させ、デジタル証拠分析を簡素化し、レポート効率を強化するよう調整された最先端のアップデートが搭載されています。
iOS 17.1 および iOS 17.2 Beta のサポート、動画ファイルやオーディオファイルの音声文字変換、XAMN に追加されたダークモードなど、多くのアップグレードに、画期的な機能強化を搭載。XRY、XAMN、XEC がさらに効率化、パワーアップしました。
最新のメジャーリリースの特徴は以下のとおりです。
今回のリリースの特徴
XRY 10.8 はさらにレベルアップし、パフォーマンスを向上させ、最先端機能を搭載
XRY 10.8では、モバイルデータ抽出と復号を継続して改善しています。MSAB 主力製品の最新バージョンでは、46,000 以上のデバイスプロファイルと 4,500 以上のアプリバージョンがサポートされています。それだけではなく、XRY のその他の特徴には以下が含まれます。
- iOS 17.1 および 17.2 Beta のサポート
iOS 17.1 および iOS 17.2 Beta が XRY でサポートされるようになりました。これは、iOS の一般的なデータ復号の向上に大きく関わるものです。さらに、写真や動画などのメディアなど、ジャーナル記録を追加できる、iOS 17.2 Beta の新アプリ、Apple Journal もサポートされています。Reflections (ユーザーによって書かれたコンテンツ)、位置情報、写真や動画などの添付ファイルもサポートされます。
- 音声文字変換 – 動画ファイルやオーディオファイルの音声文字変換
動画ファイルやオーディオファイルの音声文字変換機能が追加され、XAMN 内で検索できるようになりました。
- XRY 10.8 は Samsung Warrant Returns をサポート
Samsung Warrant Returns (保証返品) のサポートが追加され、これにより、調査に使用できるデータが増加します。連絡先、インストールされているアプリ、SMS、通話などが、XRY によって復号できるようになります。
- UFDX 形式のインポートに対応
MSAB は、ユーザーがさまざまなツールを自由に使えることの重要性を理解しています。今回のリリースでは、UFDX ファイル形式のインポートに対応し、複数ファイルのインポートも可能になりました。 これにより、包括的な調査作業における柔軟性と互換性が向上します。
- XRY Pro
XRY Pro についてもまた、今年を最高の形で締めくくります。
2018 年から 2020 年の間に製造された Qualcomm チップセットに新しいエクスプロイトが登場しました。MSAB の Exynos サポートは拡大し続けています。また、一部の UNISOC モデルでは、RAM の抽出に対応しています。
XRY での RAM の抽出方法については、こちらの #MSABMonday エピソードをご覧ください。
XAMN 7.8:フォレンジックデータ分析エクスペリエンスの変革
XAMN でも、ユーザーエクスペリエンスやパフォーマンスが大幅に向上。
ユーザーのご要望にお応えしました!最新リリースでは、ご要望の多かった機能を搭載し、デバイスの設定に合わせたダークモードが XAMN 7.8 に追加されています。
- アーティファクトの部分的編集
XAMN 7.8 では、細かいアーティファクトを削除できるようになりました。機密性の高い、または法規制関連の目的で使用されるデータを取り扱っており、これらが確認できない場合 (秘匿特権) でも、特定の情報を編集し、案件から除外できるようになりました。アーティファクトの個々の属性を編集することが可能です。この新機能がお使いのツールボックスに加わることで、秘匿特権を確保し、機密性の高い案件に対応できるため、ファイルの共有も安心して行えます。
- フレキシブルな対象領域
前回のリリースでは、「対象領域」を導入しました。この素晴らしい機能の開発を続け、この XRY の新バージョンにおいてさらに向上しています。
対象領域を編集できるようになり、調査のニーズに合わせて、名前の変更、移動、サイズ変更が可能になりました。
- データベース ソースの参照
DFIR の専門家の間では常識となっていますが、この作業の原則は、「検証に次ぐ検証」です。
XAMN 7.8 では、データが解析されたテーブル、列、行が確認できるようになったため、復号したデータをこれまで以上に簡単に検証できるようになりました。これにより、検証に必要とされる場合、SQLite データベース内のデータを見つけるのが非常に簡単になります。
- Relativity エクスポートでの通話の処理向上
Relativity をご使用の場合、通話情報をプラットフォームにエクスポートする方法が強化されたことにご満足いただけるでしょう。
XEC Director 7.8:モバイルフォレンジック管理の向上
このリリースでは、XEC Director 7.8 に以下をはじめとした、さまざまな素晴らしい機能強化が導入されています。
- ユーザーグループのユーザーレベル
XEC の 7.8 リリースでは、ユーザーグループ内のユーザーレベルの制御が向上しています。中でも、ユーザーがワークフローにおいて、XRY でアクセスできる抽出アクションを定義することができます。ユーザーグループ内のユーザーレベルに基づいたユーザー権限の設定は重要であり、これにより、ユーザーは自身の能力とトレーニングレベルの範囲内でのみ作業を行うようにすることができます。
さらに、ユーザーレベルもより動的になっています。Kiosk ユーザーが特定のレベルを維持するには、一定の基準を満たす必要があり、設定された基準を満たしていない場合は下位レベルにダウングレードされます。
- XEC で既知のデータライブラリを配布
ご存知のとおり、デバイスの抽出プロセスにおいて、システムファイルとアプリケーション ファイルがデータの大部分を占めているため、デフォルトでは、重要な情報は含まれていません。MSAB では、既知のデータのハッシュライブラリ ファイルを提供しているため、案件とは無関係なシステムファイルやアプリケーション ファイルを効率的に排除できます。
このリリースでは、既知のデータライブラリを XEC 経由で配布できるようになったため、より効率液な分析とライブラリの配布が可能です。
事前インストール済みで、ユーザーにより変更されていない、既知のデータライブラリ ファイル、システムファイル、アプリケーションファイルを簡単に除外する方法については、#MSABMonday の動画をご覧ください。
- Kiosk & Tablet 向け Windows アップデート
システム管理者は、Kiosk および Tablet 向け Windows アップデートを有効化でき、グループポリシーの更新を複数の Kiosk や Tablet に適用できます。
Kiosk、Tablet、Express:現場のパフォーマンスを最大化
今回の新リリースで、Kiosk、Tablet、Express は次の機能を強化しました。
- フォレンジック プロセス ステートメントに抽出の中止/失敗が記録可能
KTE (Kiosk、Tablet、Express) 製品は、フォレンジック プロセス ステートメントに、抽出の中止や失敗を記録できるようになりました。この新機能により、プロセスの自動化はさらに向上するでしょう。
- 署名フィールドの改善
ワークフロー内で使用される署名パネルに改良が加えられました。
- Kiosk & Tablet に PDF ビューワーを追加
PDF ビューワーが追加され、Kiosk または Tablet で簡単に確認できるようになりました。これにより、SFR などのフォレンジック プロセス ステートメントや PDF 形式で作成されることの多い同様の文書の取り扱いが非常に簡単になります。
アップデートされた製品の全機能、対応デバイス・アプリ、XRY、XAMN、XEC の改善点について、詳細は MSAB カスタマーポータルから、最新の製品リリースとリリースノートをダウンロードすることをおすすめします。