他のツールでは取り出せないAndroidアプリデータを取得
XRY Photon とは?
アプリケーションのバージョン、セキュリティー・プロトコルは常に更新され続けています。そのため、モバイル抽出ツールは、アプリケーション・データの抽出、復元に失敗することが起きます。この様な場合、これまでは、カメラを使って画面をキャプチャしてアプリケーションのデータの分析を試みるなど、時間のかかる作業が必要でした。
XRY Photon は、アンドロイドのデバイスのアプリケーションにおいて、この作業を自動化し、更に検索可能な文書データとして、高速抽出、保存します。証拠データのフィルタリング、サーチなど、高度な解析を可能にします。
XRY Photonは弊社の製品XRY Logicalに含まれており、別途のライセンスは不要です。
自動モード
自動モードはサポートされるアプリの構造に合わせて調節できるので、ユーザーの操作はほとんど必要ありません。 自動モードで現在サポートされているアプリ:WhatsApp, WhatsApp Business, Signal, Telegram 自動モードを使用すると、ユーザーは最大25倍高速な「高速モード」での実行を選択できます。高速モードでは、XRY Photonはテキストのみを抽出し、スクリーンショットは保存しません。たとえば、XRY Photonを高速モードで使用すると、250,000件のWhatsAppメッセージを2時間と39分で抽出できます。
ジェネリックモード
ジェネリックモードではユーザーの操作が多く必要になりますが、スクリーンショットを撮れるものであれば、実質的にどのアプリからも抽出が可能です。これは、調査が必要なアプリが他のフォレンジックツールではサポートされておらず、しかしそこからフォレンジックデータを取り出して重要な証拠を検索することがどうしても必要であるというような場合に最適です。XRY Photonのジェネリックモードを使用すると、Androidプラットフォームでほぼすべてのアプリからフォレンジックデータを復元できます。